耳鼻咽喉科

診療・各部門

耳鼻咽喉科

診療内容

耳、鼻、口腔咽頭、喉頭気管食道、及び頭頚部外科領域の疾患を対象としています。
外来は月~金の午前中で再診予約制を取っています。水曜日を除く午後は手術、水曜日の午後は症例検討会、細胞診等の検査日となっています。

特徴

本院の特徴として地域での病院連携が綿密に行われており、手術や入院治療が必要な患者さんを中心に近郊開業医、病院より多くのご紹介を受けています。
平成24年の日帰り手術を含めた手術件数は395例で、平均20~24名程度の入院患者さんがいます。

主な治療内容及び治療実績

耳科領域

平成25年は鼓室形成術20例、鼓膜形成術10例施行しましたが、鼓膜形成術に対しては鼓膜穿孔の状態により日帰りもしくは1泊2日の短期入院での手術を行っています
また、小児の滲出性中耳炎に対する鼓膜換気チューブ留置術を36例行っています。全身麻酔となりますが原則として日帰り手術としています。
めまい、突発性難聴などの神経耳科疾患や顔面神経麻痺なども必要に応じ入院治療を行っています。

鼻科領域

昨年は95例の副鼻腔炎(蓄膿症)手術がありましたが、ほとんどが内視鏡を用いた鼻内手術です。
アレルギー性鼻炎に対しては、低周波ラジオ波による鼻粘膜凝固術を行っています。外来治療で行なえ、従来の鼻粘膜焼灼術に比して、より高い治療効果が期待でき、また、創部の治癒も早いことが特徴です。

咽頭喉頭領域

昨年は扁桃腺摘出術71例、声帯ポリープ等に対する喉頭微細手術24例行っています。
小児の難治性滲出生中耳炎や副鼻腔炎、いびき、無呼吸の要因となるアデノイドに対しても多くの紹介をいただき、37例に対しアデノイド切除(扁桃摘出術も施行)を行っています。

頭頚部外科領域

鼻副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、頚部食道、唾液腺、甲状腺の腫瘍を主な対象とする領域です。
昨年の頭頚部癌手術は30例(うち甲状腺癌15例)、頸部郭清術(併施も含む)は26例でした。
末期医療も含め、入院患者さんの3~4割を頭頚部癌症例が占めています。
頭頚部癌治療には、手術治療、放射線治療、化学療法を組み合わせて行う集学的治療が必要な例が多いのですが、より高度、先端の治療が行えるよう、山口大学医学部付属病院とも連携をとって治療に当たっています。
重症感染、鼻出血、顔面骨折等の緊急症例につきましては、入院治療、手術等迅速な対応を心がけています。

主任部長
遠藤 史郎
昭和61年卒
日本耳鼻咽喉科学会専門医
 
日本頭頚部癌学会・日本気管食道科学会・日本頭頚部外科学会・耳鼻咽喉科臨床学会
部長
長門 晋平
平成15年卒
日本耳鼻咽喉科学会専門医
 
日本頭頸部癌学会・日本鼻科学会・耳鼻咽喉科臨床学会
医員
山形 朋靖
平成31年卒
日本耳鼻咽喉科学会
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 1診
岩本 文
(10時~)
2診
長門 晋平
1診
遠藤 史郎
2診
山形 朋靖
1診
遠藤 史郎
2診
長門 晋平
1診
遠藤 史郎
2診
山形 朋靖
1診
山形 朋靖
2診
長門 晋平
午後

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