リハビリテーション部

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コメディカルのご紹介

リハビリテーション部

テーマ  笑顔のある生活をめざして~先進的な急性期リハビリを提供~

 現在リハビリテーション部には、理学療法士(PT)18人、作業療法士(OT) 14人、言語聴覚士(ST)1人の計33人が所属し、365日のリハビリ提供を行っています。患者さんが過ごされるリハビリの時間は、ベッドや病室から離れることのできる貴重な機会です。その機会を満足して頂けるように、我々スタッフ一同は質の高い、笑顔が出る充実した時間を提供できるよう、部門を超えた連携を図り、日々取り組んでいます。
 当院の急性期病院という性格上、発症・手術直後の運動器疾患、脳血管疾患を主に医師の指示のもとリハビリテーションを提供しています。リハビリテーション室は本館7階ですが、状態に合わせてICU(集中治療室)やHCU(救命救急センター)等の病室からリハビリを開始しています。病気や怪我をした直後や、手術後の急性期は患者さんの予後を左右する重要な時期です。急性期からリハビリテーションを始める利点は、入院後の廃用変化(身体・精神的能力低下)を最小限に抑えることです。また障害や疾患によって予後の改善がより多く見込まれ、より早期の退院、社会復帰を可能にすることにも繋がります。この時期は患者さんだけではなく、ご家族にとっても大変な時期です。だからこそ明るく親切丁寧な対応を心掛けていますので、不安や悩みについて遠慮なくご相談下さい。

理学療法士

心臓リハビリテーション室の風景

 日常生活を行う上で基本となる動作(主として移動動作)の改善を目標とします。
 患者様の関節可動域や筋力などの機能を改善し、動作練習や歩行練習により能力を向上させ、日常生活の自立を目指します。

作業療法士

 

IVES(随意運動介助型電気刺激装置)を用いて麻痺筋への促通

 様々な作業活動を用いて、患者様の上肢機能や精神機能に対してリハビリを行います。
 また実際の生活場面で、食事や整容、排泄動作などの日常生活の自立を目指します。

言語聴覚士

 

嚥下訓練

 音声、言語、高次脳機能、聴覚機能などのコミュニケーションに障害がある方に対し、検査、訓練、指導等を行い、日常的なコミュニケーションが行えるように支援します。また、摂食・嚥下機能に障害がある方に対してもリハビリを行い、食べる楽しみの充実を目指します。

施設基準

・脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
・廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
・運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
・心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)※令和元年7月~
・呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
・がん患者リハビリテーション料
・ADL維持向上体制加算

職員構成

理学療法士 作業療法士 言語聴覚士
18 名 14 名 1 名

資格・認定

心臓リハビリテーション指導士 1人
住環境福祉コーディネーター2級 2人
呼吸認定療法士 2人
認定理学療法士(循環) 1人
認定理学療法士(脳血管) 1人

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