研修医に聞きました 03
“好きだから続けられる。
外科の奥深さと研修生活の充実”
張本 毅
1年目研修医
山口県出身/山口大学卒業
徳中でのサークル活動:
ソフトバレー
腹腔鏡を扱う診療科は、産婦人科、泌尿器科など、たくさんありますが、なかでも一番興味があったのが消化器外科です。大腸がんの手術は、大腸だけでなく、栄養血管や周辺のリンパ節を一塊として切除するのが基本。解剖学をもとに、血管や神経、膜の構造を理解して、残った消化管を吻合する。その面白さに惹かれて、消化器外科に進路を決めました。
学生時代から続けているのがドライボックスを使った腹腔鏡のトレーニング。ほぼ毎日練習を重ねており、初任給で購入したのもドライボックスと鉗子、持針機でした。練習を重ねるうちに、鉗子で鶴を折るタイムが1時間、30分と短くなり、いまでは4分6秒と自己ベストを更新。縫合の練習もしており、早い段階で腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術(TAPP法)の腹膜縫合を任せていただく機会を得ました。術者の視点を経験できたことは、カメラ持ちや助手として手術に関わる上でも大きな収穫であり、以降は執刀医のストレスを減らすことを常に意識するようになりました。
「自分より上5年、下5年の中でトップになれば、自分がやりたいことができる」。
手術に長けた上級医のこの言葉から、外科医としてのストイックさを垣間見ると同時に、「努力を怠らず、医師として学び続けることの大切さ」を改めて実感しました。
手術に立ち会う際には、指導医から解剖学的な質問が数多く投げかけられます。血管や神経などの解剖については事前に予習していますが、実際の術野ですべてを把握しきれるわけではありません。覚えることは多く大変ですが、分からなかったことはそのままにせず、必ず後で調べ、次につなげるよう心がけています。
そして、声を大にして伝えたいのが研修生活の楽しさです。同期が多く、皆フットワークが軽いため、すぐに打ち解けることができます。イベントやサークル活動も活発で、医師だけでなく看護師やコメディカルの方々とも自然に交流できる、アットホームな雰囲気の病院なので、研修生活が楽しくなること間違いなしです!
普段とは違う一面を見せ合い、笑顔あふれる楽しいひとときを過ごしました。





