研修医に聞きました-03

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研修医に聞きました 03

“いつだって親身になって相談に乗ってもらえるこんな病院ほかにないです!”

小林 正尭
1年目研修医/山口大学卒業
大切にしていること:
友達と過ごす時間

 国試に向けて共に頑張ってきた仲間もいれば、尊敬する大学の先輩もいる。この人たちについていけば間違いないと思って徳中での研修を決めました。
 研修医の1日は、徳中名物の朝カンファから始まります。当直で経験した症例を発表し、上級医や指導医の先生からフィードバックをもらうと、問診が全然できていなかったことに気づきます。例えば、転倒であれば、どうして転んだのか、どちら側を下にして転けたのかなど。まるで探偵のようですが、そのときの状況が頭に思い浮かぶように説明しなければいけません。教科書には書かれていない余白をどんどん埋めている感覚です。
 最初にまわった診療科では、患者さんの入院から退院まで全てを任せていただきました。検査から治療、内服薬の選択、食事やリハビリまで総合的に考えることで、医師としての責任感が芽生えました。ここで得た知識はその後の研修生活に生かされています。
 ある先生から言われて印象に残っているのは「医療はサービス業」という言葉。病気を治すだけでなく、必要に応じて検査をして不安を取り除くことも重要です。患者さんが求めるサービスを適切に提供することが大切なのだと教わりました。
 看護師さんや臨床工学技士さんなど他職種の方々が優しいのも徳中の魅力。どんなに忙しくても親身になって教えてくださるので、懐の広さを感じています。
 いつも心掛けているのは、誰に対しても謙虚な姿勢を忘れないこと。医師である前に、一人の人間として成長し続けたいと思っています。

気になったことはすぐにノートにメモ。
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