研修医に聞きました-03

白坂 菜津子
1年次研修医
山口県出身 山口大学卒業
ストレス発散法/コンビニスイーツを買うこと

 徳中の最大の魅力は、様々な診療科を経験しながら、将来の選択肢を広げられることです。私は学生時代に脳梗塞の血栓回収術を見て、「将来は脳神経外科だ!」と決めていましたが、いざローテートが始まると、自分に向いているだろうか、結婚や出産などのライフイベントと両立しながらキャリアを積んでいけるだろうか︙と悩むように。ギリギリまで他の診療科も視野に入れながら研修を受けようと思っています。徳中には若手の先生が多いので、進路の相談もしやすく、一緒に働くことで「自分も将来こんな風になりたい!」と刺激を受けています。
 初期研修医としてのスタートは神経内科でした。指導医の先生から「私たちが外来で診療している間、病棟業務は任せたよ!」と言われて、医師としての責任感が芽生えたのを覚えています。
 救急外来は刺激的な学びの場。初期対応から患者さんの帰宅まで基本的に私たちの裁量に任されています。大晦日の当直は19名の患者さんの対応に追われ気づけば深夜2時を回っていました。以前は1人の患者さんに1時間以上かけて診察することもありましたが、目が回るような忙しさを経験したおかげで、診療スピードが格段にアップしました。先輩の経験談を聞いたり、朝カンファに参加したりするうちに、ウォークインに潜む緊急性の高い疾患を見逃さない判断力も身についてきたように感じます。
 社会人になったら自炊するぞ!と思っていたのですが、徒歩圏内に飲食店が充実しているので、日々の食事にも困りません(笑)。他の病院で研修している人からは給与面でも羨ましがられます。魅力を上げればきりがないですね!

私のマストアイテム