研修医に聞きました 01

中原 礼
1年目研修医/山口大学卒業
自慢:念願の車を購入!
内科系でありながら内視鏡で病気を発見したりがんを切除したりと手技が多いのが消化器内科の魅力。病巣に直接アプローチできることに面白味を感じています。
天野先生は患者さんからとても慕われていて、人気のある先生です。病気とは関係のない話であっても、患者さんの話を途中で遮らずにじっくり聞く姿勢が素敵だなぁと思っています。そこから得られる情報が、治療にどんどん反映されていると感じています。
特に印象に残っているのは、治療に入る前に患者さんの気持ちを優先させるという教えです。特に、がん患者さんは、病気を受け入れるまでに時間がかかることが多く、その気持ちを汲み取らなければ本当の意味での治療には結びつかないと思います。
私も天野先生のように、患者さんの気持ちに寄り添い、より良い提案ができる医師になりたいと思います。
指導医からMessage

消化器内科
中村 宗剛
消化器内科は多くの臓器を対象にしています。緊急性の高い疾患だけでなく、慢性疾患、良性・悪性腫瘍、腹痛などの身近な疾患も扱うため、守備範囲がとても広いのが特徴です。また、がん患者と接する機会も多く、一人ひとりに向き合ったケアも重要になってきます。
中原先生は明るく、何事にも一生懸命に取り組むタイプ。これからも、間違えることを恐れず、「私はこう考えるのですが、どうでしょうか?」と自分の意見をしっかり持ち、積極的に臨んでいってほしいと思います。
患者さんはさまざまな思いを抱えて検査や手術を受けています。事前にカルテや画像をチェックして予習を怠らない姿勢も大切。徳中は診療科同士の垣根が低く、相談もしやすい環境が整っているので、わからないことがあればどんどん質問して前向きに学び続けてください。