研修医に聞きました-01

 心エコーは循環器内科だけでなく救急外来においてもなくてはならない検査です。患者さんは十人十色。臓器の形や大きさには個体差があるため、最初はなかなかうまくできませんでした。でも、指導医の原田先生からプローブの当て方、画像の見方などを丁寧に教えていただき、エコーレポートで振り返りを繰り返すうちに、どこにどう着目すれば良いのかコツがつかめてきました。できる手技も増え、自信をもって患者さんに接することができるようになってきたように感じます。
 どんなに手技を身につけても実践で発揮できなければ意味がありません。循環器内科はバタバタする場面も多いのですが、原田先生は常に冷静で同じテンション。落ち着いて対応されている姿に、ただただ尊敬しています。これからも原田先生のもとで学んだことを忘れずに研修に励んでいきたいと思います。

指導医からMessage

原田 希
循環器内科指導医
循環器内科 副主任部長

 西先生は謙虚で真面目。彼から「できません」という言葉は聞いたことがありません。患者さんに対しても真摯に向き合っているので安心して任せられます。
 病気を診るのは単純なことではありません。同じ疾患であっても患者さんの状況は異なります。心臓の病気以外にも、足腰が悪かったり、認知症を抱えていたりと、さまざまな問題を抱えておられます。大事なのは、病気ではなく人を診ること。そうした医師としての全人的な視点も養ってほしいと思っています。
 循環器内科の守備範囲は非常に広く、多くの技術を身につけることが可能です。治療をすることで目に見えて患者さんの状態が良くなるので、その分やりがいも大きいです。研修医時代にしっかりと基礎固めを行った上で、自分の強みをもち、医師として成長し続けてほしい。これからも西先生の活躍に期待しています!