診療・各部門
コメディカルのご紹介
栄養管理室
基本方針
- 患者様の病態や体格に合わせ、安全かつより喜ばれる病院給食を提供します
- 治療効果向上のための適切な栄養管理を目指します
業務内容
栄養管理室の業務には大きく分けると給食管理業務と栄養管理業務の二つがあります。
給食管理業務 |
栄養管理室では、1日約1100食の病院給食を提供しています。安全な食事を安心して食べていただけるように、衛生管理には細心の注意をはらった上で、誤配膳の防止、異物混入の防止、食物アレルギーや禁止食材の対応等に努めています。また、献立内容をより改善していけるように患者様へ食事に関するアンケートを実施させていただき、献立内容の見直しを行っています。
また、令和6年4月に厨房を移転しニュークックチルシステムを導入しました。これまで以上に衛生管理が強化され、より安全・安心な食事を提供できるようになりました。
◎ニュークックチルシステム
温度管理の徹底により、最近の繁殖しにくい安全な食事の管理を行っています。
◎食事提供時間について
朝食 8:00~ 昼食 12:30~ 夕食 18:00~
治療上必要な方には補食を追加して提供しています。
朝食 |
昼食 |
◎イベント食について
入院中の患者様に行事や季節を感じていただけるように、季節の食材の使用や、行事にちなんだ行事食を提供しています。
◎食事の工夫
◎食事に関するアンケートについて
食事に対する意見を把握し内容の改善を行うため、食事を提供している入院患者様に年に2回アンケートにご協力いただいております。
実施日 : 令和6年9月4日 |
栄養管理業務 |
管理栄養士は入院中の栄養管理を行うため、入院時の栄養アセスメントや入院中の摂食状況の把握、栄養状態のモニタリング等を行っています。また、医師の指示のもと入院・外来ともに栄養食事指導を行っています。
◎ベッドサイドへの訪問について
入院されている患者様のベットサイドに伺い、現在提供してる食事の説明や食事のポイントなど情報提供を行っています。また、入院中に食欲低下や食事摂取が困難な患者様に対し、嚥下状態に合わせた形態の変更等で食事内容の調節を行っています。食事に関するお悩み、質問等あれば管理栄養士までお気軽にご相談ください。
◎栄養食事指導について
個人栄養食事指導は、入院・外来ともに主治医の指示のもと予約制で受け付けております。食事療法は入院中だけでなく、退院後も自宅で継続していただくことが重要となります。実際に自宅でやってみると難しく感じること、新たに疑問に思うことなど外来受診の際に是非ご相談ください。
個人指導 | 月曜日~金曜日 9:00~17:00 |
対象 | がん、低栄養、摂食・嚥下障害、腎臓病、糖尿病、肝臓病、膵臓病、 心臓病、高血圧症、脂質異常症、痛風、消化管術後、胃潰瘍、貧血、 潰瘍性大腸炎、クローン病、肥満症、食物アレルギー等 |
◎チーム医療について
NST(栄養サポートチーム)は、多職種(医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、歯科衛生士、言語聴覚士、医事課員)で構成したチームです。入院中の栄養に関わる問題がある患者様を対象に、より適切な栄養療法を選択、実施して食事摂取状況や症状、嚥下状態等に合わせて、栄養状態を改善し治療効果を高めることを目的としています。
また、摂食嚥下チーム、褥瘡対策チーム、がんサポートチーム、フットケアチーム、認知症ケアチームにも参加し、管理栄養士の視点から栄養サポートに携わっています。
スタッフ
管理栄養士 常勤13名 非常勤事務員1名
調理スタッフ 常勤24名 非常勤1名
食器洗浄は業務委託にて行っています。
◎主な取得資格
認定管理栄養士(臨床栄養分野)
病態栄養専門管理栄養士
がん病態栄養専門管理栄養士
肝疾患病態栄養専門管理栄養士
NST専門療法士
日本糖尿病療養指導士
やまぐち糖尿病療養指導士
高血圧・循環器病予防療養指導士
肝疾患コーディネーター
など
お知らせ
◎糖尿病教室のお知らせ
日時 |
毎週木曜日(4回/月)13:30~15:30 ※5週目の木曜日はお休みです。 ※祝祭日、11月は休み |
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受付 | 不要 |
費用 | 無料 |
教室の場所 | 西館1階 栄養相談室( フロアマップ 9 ) |
講師 | 1回目:糖尿病の食事療法(管理栄養士) / 糖尿病とは(医師) 2回目:検査について(臨床検査技師) / 生活指導(看護師) 3回目:SATシステムを使った食事診断(管理栄養士) / 口腔ケア(歯科衛生士) 4回目:糖尿病の薬について(薬剤師) / 運動療法(理学療法士) |
糖尿病教室の様子
毎年11月には全国糖尿病週間に合わせて講演会、食事会、展示会等の催しを開催していますので、是非ご参加ください。
食事会の様子
展示会の様子