臨床研修-循環器内科

各診療科より

診療科の特徴

wakeyama循環器内科主任部長  分山 隆敏 循環器内科は8人のスタッフで診療しています。当院は地域の中核病院であるため循環器疾患は多数集まってきます。急性心筋梗塞約150例/年、PCI症例数約400例/年、ペースメーカー植え込み、交換約60例/年、電気生理学的検査、カテーテルアブレーション約120例/年、心エコー約6000例/年、経食道心エコー約250例/年など、主な検査、治療数は何れも山口県では最多です。症例数が多いことは重要で若いうちから多くの症例を経験できることになります。忙しい日常診療の中、学会、研究会活動も積極的に行っており、全国学会に限っても循環器学会総会、心臓病学会に2~5題の演題を常に発表しています。また山口県の東半分の主な病院と合同で研究会を開くなどし、地方病院が陥りやすい井の中の蛙にならないよう努めています。研修医にも多くの症例を担当していただきます。忙しくても医者として楽しく充実した研修ができると思います。

研修することで習得できるもの

初期研修で以下のことができるように指導します。
  1. ECGが読める。
  2. 心エコーができる。
  3. 心臓カテーテル検査及びCAGを一人でできる。
  4. 急性および慢性心不全の治療方針を立てられる。
  5. 不整脈の治療方針を立てられる。
また当科は以下の学会認定施設です。
  1. 日本内科学会教育関連病院
  2. 日本循環器学会認定専門医研修施設
  3. 日本心血管インターベンション学会認定研修施設