当院の救急科について
救急車をたくさん受け入れている病院でも、専属の「救急医」がいる病院、「救急科」がある病院というのは多くありません。徳山中央病院でも救急科が開設されたのは2010年で、それまでは各診療科で救急車の受け入れを行っていました。現在、当院では3名の救急医が活動しており、平日昼間に救急車で搬入される患者さんには救急科が対応しています。休日や夜間は、救急科を含めた各診療科の医師が交代で当直を行っていますので、当直医による対応となります。
救急外来では、救急患者さんの初期対応を行い、必要に応じて各診療科へ紹介させていただくことが多くなります。ほかの診療科の診療対象になりがたい疾患(各種中毒、重症多発外傷、溺水、蘇生後脳症、特殊感染症)については救急科が担当となり、専門的な治療を行います。
当院は、年間約5,500台の救急車を受け入れており、山口県内でトップの台数となっています。救急車の応需率は96~99%程度。こちらも全国的にみてもトップクラスです。また、山口県内に5カ所しかない「救命救急センター」のひとつとして、生命に関わる緊急性の高い患者さんへ対応するための施設に指定されています。重症度の高い患者さん、緊急度の高い患者さんへの対応を優先していますので、どうか皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
来院される方へ
患者さん各位のご理解とご協力をお願いいたします。