研修医のコメント
研修の感想
① 徳中を研修先に選んだ理由
学生時代は部活動を中心に生活をしており、なかなか遠方への病院見学に行くことができませんでした。研修先は大学の近辺を選択しようと考えていましたが、徳山中央病院の病院説明会をわざわざ北九州まで来て開いてくださり、その際当院の症例数の豊富さ、医療機器や医療スタッフの充実、研修医システムへの力の入れよう等を丁寧に説明していただきました。その後、病院見学にて実際の医療現場を体験させていただき、当院で2年間の研修を行えば、臨床能力はもちろんのこと医師としての基礎を十分に築くことができると確信しました。
② 現在の研修生活
今年度は内科を中心とした研修ローテートシステムにのっとり、悪戦苦闘の日々を送りました。医師国家試験へ向けて身に付けた知識と実際の臨床の現場とでは一致しない部分が多々あり苦労することばかりですが、実際の患者さんに触れ、検査や治療に関わることができる喜びもあり、すごくやり甲斐を感じています。反面、常に自分の医療行為が患者の命に直結するかもしれないという不安感や恐怖感を感じ、何をするにも緊張で手が震えてしまうことも事実です。特に救急当直中は毎回自分の力のなさを痛感させられています。CPAや脳血管障害、心不全や重症外傷など、緊急性の高い疾患を前にしていかに対応できるかが問われるわけですが、なかなか思うようにいかず上級医に頼ってしまうことが多いです。これからも上級医から盗めることは盗み、多く経験を重ねることで克服していきたいと思います。
③ 後輩へのメッセージ
研修先の病院を選択する際、いろいろな要素を吟味しなければならず迷ってしまうことも多いと思いますが、重要なことはどれだけ患者さんを診ることができるかだと思います。そういう意味で徳山中央病院の最大の利点は症例数の多さであり、僕は当院を選択して非常によかったと思います。もし迷っているのであれば一度病院見学に来てみてください。
産業医科大学出身 沖本 隆司