徳中が選ばれる4つの理由
3 サポート万全のプログラム
初期臨床研修の目的は、将来の専攻に関わらず、患者さんを全人的に診療するための基礎を習得することです。当院の研修プログラムは、その目的を十分達成できるように配慮されています。
2年間の研修プログラム例
- 1年目
入職直後の約1ヶ月間で行う救急医療研修は、2年間を共に過ごす同期同士の絆を深める特別な時間です。ここでは、指導医や先輩から病棟配属後に必要な基礎的知識や手技を学ぶとともに、コンサルトのノウハウや実践的な対応法も習得します。また、メディカルスタッフと協力しながら、チーム医療の重要性とそれぞれの役割について理解を深めます。その後は1年間にわたって各科で研修を行い、基本的な医学的知識や手技を習得。幅広い分野での経験を積むことで、しっかりと基礎を固めていきます。各科のローテーションは、2〜3名程度のグルーブとなり、指導医とマンツーマンで研修を行っていただきます。

- 2年目
入職直後の約1ヶ月間で行う救急医療研修は、2年間を共に過ごす同期同士の絆を深める特別な時間です。ここでは、指導医や先輩から病棟配属後に必要な基礎的知識や手技を学ぶとともに、コンサルトのノウハウや実践的な対応法も習得します。また、メディカルスタッフと協力しながら、チーム医療の重要性とそれぞれの役割について理解を深めます。その後は1年間にわたって各科で研修を行い、基本的な医学的知識や手技を習得。幅広い分野での経験を積むことで、しっかりと基礎を固めていきます。各科のローテーションは、2〜3名程度のグルーブとなり、指導医とマンツーマンで研修を行っていただきます。

救急医療・救急外来当直
・救急医療…4月から4週間、救急医療の講義と実習を集中的に学びます。
・救急科を4週、麻酔科を4週研修します
・救急外来当直…救急医療研修を一定期間経験・修了したあと、週1回程度の当直を2年間通して行います。
内科
内科(消化器内科、循環器内科、血液・内分泌内科、脳神経内科、呼吸器内科)を合計24週研修します。
外科・小児科・産婦人科・精神科
・外科、小児科、産婦人科、精神科を各4週研修します。
※精神科の研修は、愛命会泉原病院もしくはこころの医療 センターにて行います。
・一般外来研修(4週間)…外科研修中に1週間、小児科研修中に2週間、2年次の地域医療研修中に1週間行います。
地域医療
2年目研修中に4〜5週間程度、研修協力施設の中から希望する施設を選択し研修します。
※県内の研修協力施設にて実施予定。
自由選択科
将来専門とする診療科など、希望する診療科で約10カ月間研修します。対象となるのはすべての診療科で、複数の診療科を選択することが可能です。
※希望により、山口大学医学部附属病院などでの研修も可能です。
VOICE
ライフイベントを含めた相談もしやすい。
目標にしたい先生がたくさんいます!

白坂 菜津子
2年目研修医
山口県出身 山口大学卒業
大切にしていること/睡眠時間の確保

ライフイベントを含めた相談もしやすい。
目標にしたい先生がたくさんいます!
2年目は志望する脳神経外科を中心にローテートしました。もともと脳卒中の治療に興味がありましたが、最近は患者さんへの負担が少ない血管内治療やリハビリにも魅力を感じています。
脳神経外科はCVカテーテル挿入や抜鉤など、手技のチャンスがたくさんあります。最初の頃は緊張して手の震えに悩んだ腰椎穿刺も、何回も経験するうちにスムーズにできるようになりました。また、手術経験の豊富な先生方について学ぶうちに、「何があっても大丈夫」と思える度胸と冷静さも身についてきました。後輩が入ってきて、教わるだけでなく教えることも増えてきたので、少しは成長できているのかなと思っています。
現在、メインで担当させていただいている患者さんは7名。朝カンファに参加した後、人工呼吸器のついた患者さんのCT出し、救急救命センターや病棟にいる患者さんの回診を終え、10時から始まる手術の準備に入ります。オペの準備は研修医の仕事です。先輩に先を越されると悔しいので、誰よりも早く駆け付けるように心掛けています。
脳外科医というと超多忙で常に仕事に追われているイメージですが、どの先生方も驚くほど多趣味で自分の時間を大切にされていて、ライフプランの相談に乗ってくださるハートフルな先生が多いのも魅力です。結婚・出産しても続けていけるか不安だったのですが、大学病院をローテート中にロールモデルとなる若手の女性医師にたくさん出会い、入局への勇気をもらいました。
今後は、私自身がロールモデルとなれるように、医師として、一人の女性として、やりたいことを諦めずに歩み続けたいと思っています。


VOICE
過疎地域でも対応できる
医師としての総合力を身につけたい

塚本 大雅
2年目研修医
山口県出身 山口大学卒業
最近感動した映画:BLUE GIANT
過疎地域でも対応できる
医師としての総合力を身につけたい
徳中では2年目に地域医療研修が5週間確保されています。私は泌尿器科に専攻を定めてから萩と周南での研修に臨みました。
地域によって病院の特性は異なります。二次救急を輪番で回していたり、全科当直を行っていたりと、徳中とは勝手が違うので、学ぶ目線がかなり変わりました。また、過疎地では、医療資源も人員も限りがあるため、患者さんを適切な施設につなぐことも医師としての重要な役割だと感じました。
高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病は、基本的にどの科でも診る疾患です。同じ病気でも次の来院のタイミングは人それぞれ。生活習慣や背景に合わせながら管理することなど、多くのことを学ばせていただきました。
どこに行っても医師として行うことに変わりはありません。地域医療の担い手として、根拠をもって患者さんが納得のいく医療を提供できる総合力を身につけたいと思っています。
