里帰り出産

家族とともに、
安心して迎える新しい命

当院では、里帰り出産を希望される妊婦さんにも、安心してお産を迎えていただけるようサポートしています。里帰り出産のメリットは、実家で家族のサポートを受けながら過ごせる点です。特に初産の方や育児に不安がある方には、実家の助けが心強い支えとなります。出産後も、家族からのサポートを得ながら、ゆっくりと赤ちゃんとの生活を始めることができます。
一方、実家が遠方の場合、長時間の移動が体力的に負担となることがあるため、移動のタイミングや方法を慎重に考えることが重要です。また、紹介元の産院との早期の情報交換を行い、転院の準備をしっかり整えておきましょう。出産前には、当院での診察を受けていただき、必要な検査や健康管理をしっかり行うことをお勧めします。
初診時の持ち物
- マイナ保険証 or 健康保険証
- 母子手帳
- 紹介状
※今まで通院していた病院から
紹介状をもらってください。
スケジュールの目安
16~20週頃
受診している病院・医院に里帰り出産をすることをお伝えください。
なるべく妊娠20週ごろまでに一度ご来院ください。母児の状態を確認いたします。逆子などの特別な事情がある場合には、より早い時期にご来院をお願いします。
受診している病院・医院で紹介状を用意してもらい、ご来院時に持参してください。
21~31週頃
里帰り出産の準備をしましょう。
産後に実家から自宅へ戻るときに備えて、自宅に赤ちゃんを迎える環境を整えたり、産前・産後に役所や会社に提出する書類を確認しておきましょう。
※無痛分娩を希望される方は、28週〜30週までに受診されるようにお願いいたします。
32~34週頃
合併症のない妊婦さんは妊娠34週までに、帝王切開予定や合併症のある妊婦さんは32週までに帰省をお願いします。
入院時に同意書などへの押印が必要ですので、印鑑を忘れないようお気を付けください。
※飛行機を利用される場合、ほとんどの航空会社が搭乗に条件を設けている時期のため、医師の診断書が必要になります。早めにご利用の航空会社の規程をご確認されることをおすすめします。
35~39週頃
ご実家に赤ちゃんを迎える環境を整えましょう。
経過が順調な方は、適度な運動も心掛けてください。
35週までは2週間に1回、36週以降は1週間に1回、妊婦健診にお越しください。
40週頃
出産・入院
出産〜産後5日頃
ご家族に協力してもらい、早めに「出生届」「健康保険」「児童手当」「乳幼児医療費助成金」などの手続きをしましょう。
※「出生届」は周南市内の役所でも出すことができますが、「児童手当」「乳幼児医療費助成金」はお住まいの自治体での手続きが必要です。
産後6日頃
退院
産後4週頃
赤ちゃんと一緒に産後1カ月健診にお越しください。
赤ちゃんやお母さんの授乳の様子などをお伺いします。