小児救急医療拠点病院の紹介

 当院では、地域の基幹病院として、急性期・高度医療の充実に努めると共に、休日・夜間の救急医療体制の整備にも努めてまいりました。
平成19年4月1日からは、「小児救急医療拠点病院」の指定を受け、周南地域及び柳井地域の、休日及び夜間における入院治療を必要とする小児(6歳未満)の重症救急患者を、365日、24時間、診療及び入院できる体制を整えています。
また、新生児医療についても、平成9年にNICUを開設し、平成18年には地域周産期母子医療センターの認定を受けるなど、周産期関係医療機関との連携にも努めております。
今後とも、地域の皆様に、何時でもより良い小児救急医療の提供が出来るよう頑張る所存ですので、ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

1.当院の救急医療体制の紹介

  1. 小児救急専任医療体制
    小児科医師は、小児救急医療専任として、常時1名の日・当直体制をとっています。
  2. 一般救急専任医療体制
    内科系医師及び外科系医師は、一般救急医療専任として、常時各1名の日・当直体制をとっています。
    その他専門の医師についてはオンコール体制をとっています。
    また、一般救急医療専任として、看護師3名を配置しています。
  3. 救急医療兼任医療技術者
    薬剤師、レントゲン技師、臨床検査技師は、常時各1名の日・当直体制をとっています。
  4. 手術室、レントゲン撮影室、検査室
    365日・24時間、常時対応が可能です。
  5. 小児専用病室
    施設基準として、東館4階病棟及び本館5階病棟にNICUの12床、及び小児入院医療管理料3の19床が届け出てあります。

2.受診に当ってのお願い

  1. この体制は、一般の方からの診療要請のすべてにこたえるものではなく、あくまでも入院を必要とするかもしれないといった重症のお子さんに対応する体制であることをご理解願います。
  2. 可能な限り、日中にかかりつけ医を受診していただくようにお願いいたします。
  3. インフルエンザの流行時期や、年末年始などには、長時間お待ちいただくことが有ります。あくまでも、救急医療のために、限られた医師で対応していることをご理解願います。