保健師より

健康管理センターはあなたの健康を応援します!
 自分が健康であることが家族や周りの人々の幸せ♡の基本です

 健診を定期的に受けることはもちろんですが、健診は受けて終わりではなく、受けた後に結果を確認し、自分の健康状態を知ることが大切です。要治療、要精密検査の結果の方は必ず受診し、良い結果は維持できるように、基準値からはずれていれば改善するように生活習慣の見直しを行いましょう!
特定保健指導
 当健康管理センターでは、内蔵脂肪型肥満に着目した特定保健指導を、現在5名の保健師が行っています。平成20年の開始以来、約1500件のサポートを行ってきました。この保健指導は、メタボリックシンドローム(内蔵脂肪型肥満症候群)の解消を目指し、3~6か月間チャレンジしていただく生活改善プログラムです。保健師が、あなたに合った生活習慣改善の方法を一緒に考え支援します。生活習慣病の芽が小さいうちがチャンスです。時期を逃さずに早めにご自分の生活習慣を見直してみましょう。

●保健師より
 私たちが行っている特定保健指導は、内蔵肥満蓄積に加え、動脈硬化のリスク(高血圧・脂質異常・高血糖)が重なり始めた方が対象です。治療を開始する一歩手前の状態ですが、自覚症状のない方がほとんどです。このような方との関りで、何故、今、生活習慣の改善が必要であるのかを理解してもらい、やる気を引き出すことの難しさを日々感じています。一時的な食事や運動の改善ではなく、将来を見据えた無理ない継続可能なものとなるように、自分で気付き自分で決めて自ら実行できるようにサポートすることを心がけています。
 以前、病院の管理栄養士さんから、「健診で行う保健指導は、これから病気を予防できる、とても希望とやりがいのある指導ですね」と言っていただいたことがあります。この言葉を胸に、受診者みなさまの現在と未来を応援していければと思います。