研修医に聞きました―03 縄田 良祐

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刺激に満ちた環境が
成長を加速させる

 入職して驚いたのは、同期をはじめ2年目の先輩、コメディカルの方など、勉強熱心な方がとても多いこと。中でも、上級医の先生からは大きな刺激を受けています。糸を結ぶ手技ひとつにしてもスピードや丁寧さが違いますし、動きに全く無駄がない。後ろから見ていると自分もできそうだなと思ってしまうけれど、実際にやってみるとこれがなかなか難しい。器具の扱い方も、力加減や動かし方などが微妙に違うんですよね。
 カンファレンスにしても想像以上に学べることが多い。救急カンファは、当直中の疑問を解決できる場であり、同期のカルテを見られる機会。上手な人の書き方をこっそり参考にしています。毎週水曜日に行われるケースカンファでは、日々の症例で理解できていなかったことがクリアカットできたり、どのようにすべきだったのかを深く考えさせられたり、思考をどんどん深めていける。それが徳中の研修醍醐味です。
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