研修医に聞きました―保月SP

MENU

患者さんからの「ありがとう」
その重みを実感。

 大学生のときに研究室に配属されたのをきっかけに、将来は病理医か産業医になりたいと考えるようになりました。そこで、研修医時代にはできるだけ多くの臨床経験を積んでおきたいと考えて、症例数が多く疾病の幅も広い徳中を選びました。
 最初に外科をまわったときは、まだ右も左もわからないピヨピヨの状態で…。カルテの書き方や看護師さんとの接し方、医師としてどのように学んでいけばいいのかという道筋も教えていただけたので、この病院を選んで良かったなと心から思いました。
 以前、重症感染症の患者さんが来院されたことがありました。私が処置をしようとすると嫌がられてしまったのですが、毎日様子を見に行き、声をかけるうちに心を開いてくださるようになり、退院されるときには「ありがとう」と声をかけてくださいました。その一言にどれだけ励まされたことか。この仕事を選んで良かったと思った瞬間でした。
PageTop