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院長挨拶


今回の新型コロナ感染症と今後の徳山中央病院の役割

  令和2年1月16日厚労省の国内初新型コロナ感染者の確認発表後、2月には大型クルーズ船ダイヤモンドプリンセスの乗客乗員の集団感染、3月3日には山口県初の感染者が下関で確認されました。 3月11日にWHOがパンデミックと認定し、4月4日に周南医療圏で第1例目の新型コロナ感染者が確認され、5月5日の山口県第37例目の発生まで山口県は新型コロナ感染の嵐の洗礼を受けました。当院は感染症指定病院として12床の感染病床を保有し、周南医療圏、柳井医療圏、岩国医療圏の感染症患者様をお預かりする責任を有している為多くの感染患者様の受入を行いました。

 新型コロナ感染症に対する病院の対応としては3月4日より入院患者様への面会は中止し、感染症病棟では新型コロナ感染症疑い患者様のPCR検査、新型コロナ感染者の隔離入院と治療を行っていました。また発熱外来の設置、新型コロナ感染との鑑別が必要な患者様の病床を確保等、一連の対策を講じて来ました。

 さらに4月までの全国の感染状況から、無症状の新型コロナ感染者の入院を防ぐことは現段階では不可能と判断し、5月1日“新型コロナ院内感染発生時のマニュアル”を作成、配布しました。その直後5月3日に山口県第35例目と37例目、この2例は当院内での院内感染と判断されました。幸い山口県及び周南環境保健所のご尽力のお蔭で6日までに入院患者様、当院職員等のPCR検査を迅速に実施することができ、職員及びその濃厚接触者等もPCR検査陰性と判定され、連休明けには病院を正常通り診療継続することが可能となりました。この間地域の皆様にはご心配をおかけしました。

 上記の期間中も全職員の懸命の努力により、一般外来、入院治療、手術、休日夜間の救急外来等、病院の機能を維持することが出来ました。皆様より頂いたご支援、多くの御寄付に対しても御礼申し上げます。

 現在徳山中央病院感染症病棟に感染者の入院はありません。先日政府の緊急事態宣言は解除されましたが、専門家の間ではまだまだ安心はできず、今後第2波、第3波の発生が危惧されているところです。当院は今後も全職員一丸となり、誠実に医療人としての職務を果たして行く所存です。

 この新型コロナ感染症騒動にお株を奪われた形ですが、今まで以上に当院の地域医療に貢献できる準備は着々と進んでいます。

1)新しい乳がんの専門医、指導医の赴任により新たに“乳腺外科”を立ち上げています。

2)がんゲノム医療連携病院の指定を受け、がんゲノム診療を実践しています。また遺伝子診療科も新設しました。

3)今後の内視鏡手術の増加に対応に対応できるように新たに”内視鏡専用手術室“を増設し、本年4月より運用開始して
  います。またロボットを用いた”ダビンチ手術“の適応を拡大し、前立腺癌だけでなく、腎癌、直腸癌の手術を開始
  しています。

4) がん診療連携拠点病院として新しい放射線治療専門医の赴任を受け、従来からの念願であった腫瘍制御率の向上や、
  合併症の軽減が期待できる強度変調放射線治療(IMRT)も開始しました。

5) 災害拠点病院の役割を果たすべく、近い将来発生する可能性が高い南海トラフ大地震等に備えて災害時も地域の医療
  を守る、“災害に強い新棟”の建設の準備中です。 2025年初頭の開院を予定しています。

6)看護師がその役割をさらに発揮できるように看護師の“特定行為研修”の強化、特定行為研修修了者の活用及び認定看
  護師の育成にも励んでいます。

7)今回の新型コロナ感染症の教訓より、予想される感染症の第2波、第3波に備えて、今後感染症病棟の整備、職員の
  感染対策訓練に励む予定です。

 今後ともより一層この地域の地域医療の中核病院としての役割を果たす所存ですので、地域の皆様の御理解と、ご支援をよろしくお願いします。      

令和2年6月
徳山中央病院 院長 那須誉人
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