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放射線部

概要

放射線部は画像診断部門(一般診療・救急診療・健康管理センターの3分野)と放射線治療部門からなります。これらの部門(分野)で地域の方々に貢献できるよう、さまざまな資格取得にも挑戦し、技術の向上などに努めております。
平成29年10月1日現在の人員・装置等を紹介します。

人員
37名{ 部長 放射線科片山医師  放射線技師 34名  助手(受付) 2名 }

認定技師
15名(延べ)が7種の認定資格を取得
検診マンモグラフィー撮影認定診療放射線技師 5名
胃がん健診専門技師 1名
核医学専門技師 2名

放射線部で管理している装置
一般X線撮影装置 6台 (うち健康管理センター1台)
X線TV装置(透視撮影装置) 8台 (うち健康管理センター2台、治療計画用1台)
X線CT装置 4台 (320列1台、64列1台、リニアック室1台、PET-CT室1台)
MRI装置 3台 (1.5T1台、3T2台)
ガンマカメラ(SPECT) 1台
PET装置(+16列CT) 1台
X線血管造影撮影装置 4台 (心カテ室2台、ハイブリッド手術室1台、アンギオ室1台)
ポータブルX線撮影装置 4台 (うち手術室1台)
外科用イメージ装置 2台
X線骨密度測定装置 1台
歯科用パノラマX線装置 1台
乳房撮影装置 1台 (健康管理センターに設置)
健診車(胸部・胃部) 1台
放射線治療装置 2台 (リニアック)

設備・詳細情報

CT(computed tomography)
この検査は患者さんに検査台に寝て頂き、ドーナツ型の円柱に入って検査を行います。
検査部位へ360°X線を照射しながら、断層像を得ていきます。
当院のCTは従来のものと比べ薄いスライスでの撮影が可能になり、短時間に多くの診断情報が得られるようになりました。
さらに、造影剤(静脈注射)を使用することにより、病変、腫瘍の浸潤・進展の範囲の診断や良悪性の鑑別でき、またくも膜下出血の原因でもある未破裂動脈瘤の有無の判定、抹消血管の走行など、血管病変もより細かく描出することも可能となりました。
現在、当院には320列マルチスライスCTスキャナであるArea Detector CT装置Aquilion ONEと64列マルチスライスCTスキャナであるAquilionCXを導入しております。

・320列CT Aquilion ONE
本装置は0.5mmスライス検出器を320列配置し、1回転で160mmの範囲を撮影可能で、形態・動態・機能診断に必要なデータを広範囲に短時間で収集することができます。従来のMulti Detector CT装置ではヘリカル撮影という方法により何度も回転し時間を掛けて撮影していましたが、このArea Detector CT装置では、頭部や心臓を最短1回転で瞬時に撮影することができます。また従来のCTではとらえられなかった心臓診断の適応も、通常の検査として実施可能となり、低侵襲で身体への負担が少ない心臓の冠動脈評価も可能となりました。
同じ範囲を複数回撮影することで、最大16㎝幅での4次元画像データの収集が可能となり、人体の動きや造影剤の流れまでも自由自在に観察することができます。
被ばくにおいては、低線量撮影と高画質化を両立させた、最新の逐次近似画像再構成技術AIDR 3Dの使用により最大50%のノイズ低減と、75%の被ばく低減が可能です。

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東芝製 全身用320列X線CTスキャナ

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・64列CT  AquilionCX
本装置は0.5mmスライス検出器を64列配置しております。立体的な情報が短時間で得られ、微細な血管や病変構造の観察が詳細に行えます。 また1回の撮影(息止め)で広範囲の撮影が可能です。
2013年1月に320列CT Aquilion ONE搭載のAIDR 3Dが64列CT Aquilion CXにも搭載されました。これにより当院のCT 2台においては低線量撮影と高画質化を両立でき、最大50%のノイズ低減と、75%の被ばく低減が可能になりました。

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東芝製 全身用64列128スライスX線CTスキャナAquilion CX

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MRI
強力な磁石を使用し、人体に核磁気共鳴現象を起し、生体の信号を得ます。
その信号を利用し人体の横断像、冠状断像等を自由に表示することができます。
撮像方法を変えることにより軟部組織等も良好に描出することができます。
また、造影剤等を使用せずに血管などを描出することもできます。
X線の被曝等はありませんがペースメーカー等を使用している人や閉所恐怖症の人は検査できないことがあります。
現在当院では3テスラMRI装置GEヘルスケア製Signa HDxtと1.5テスラMRI装置GEヘルスケア製 Signa HDxを導入しております。
・3テスラ MRI
3テスラMRIは1.5テスラMRIと比較し、画像情報が多く診断能が高いというメリットがあります。頭部MRIアンギオでは、細かな動脈(0.1mm単位の血管)も、高精細高画質に撮像できます。
また最新の制御技術を搭載し、これまで3テスラMRIでは撮像が困難であった腹部領域でも、鮮明な画像が撮像できます。乳がん精密検査においては、左右両乳房が一度に検査可能で、小さな病変も逃さず鮮明に描出することができます。

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・1.5テスラ MRI
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GEヘルスケア製:1.5テスラMRI装置 Signa HDx


RI(Radio Isotope,核医学検査)
特定の臓器に集まる性質を持つ放射性医薬品を注射し、体から出てくる放射線を測定、画像化します。この検査では形態画像に加えCTやMRIなどではわからない、機能も評価することが出来ます。
この検査では全身を検査することができ、断層像(輪切り像)も得ることができます。(SPECTといいます)
現在RI室ではがんの骨転移や狭心症・心筋梗塞、脳血流量の測定・認知症の診断
など約15種類の検査を行っています。さらに骨転移による疼痛緩和を目的とした治療も行っています。

注意事項
・ 検査前に食事制限のあるものがあるのでよく確認してください。
・ 医療で使われる放射性物質(放射性医薬品)は、体に注射しても安全なくらいごく微量ですので、万が一、RI室から外に出るようなことがおきてもまったく心配ありません。
もちろん、この部屋からの排気も排水も24時間管理してあり、放射性物質放射能)が外に漏れるようなことはおこりません。

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GEヘルスケア製:1.5テスラMRI装置 Signa HDx

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北海道大学大学院 玉木長良先生 提供

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順天堂大学 黄田常嘉先生 提供


PET-CT
当院では、がんの早期発見に役立つPET-CT装置Discovery ST Elite16を導入しております。
がん細胞は正常の細胞にくらべて、活発な増殖を繰り返しています。このために多くのエネルギー(糖代謝)を必要とします。 18F-FDGというブドウ糖の一種を体内に投与して、PET-CTで全身の撮影をしてこの薬の集積部位をさがすことが、がんの早期発見につながります。
ただし、がんの種類、大きさ、性質などによっては、検出できないこともありますし、炎症部位や一部の良性疾患にも集積することが知られています。100%がんが診断できるものではありません。

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X線血管造影撮影
・心臓カテーテル検査専用装置

カテーテル(細い管)を介して心臓の血管を造影し撮影を行い診断、治療を行っています。
当院ではフラットパネルディテクタ(*1)搭載のバイプレーン(*2)装置を使用しています。
冠動脈の造影を行い心筋梗塞、狭心症の評価、治療(バルーンによる血管の拡張療法やステント留置)を行っています。また、不整脈の治療や、ペースメーカーの埋め込みなども行っています。
*1 フラットパネルディテクタを用いることで、ゆがみの無い良好な画像を得ることができ、検出効率が高いため被曝低減が可能です。
*2 バイプレーンとは同時に2方向から撮影することができる装置です。この装置を使用することで造影剤を減らし、検査時間を短縮することができます。

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・X線血管造影撮影装置(アンギオ室)
当院では、頭腹部の血管撮影、検査と血管内治療を行う装置として、シーメンス製Artis zee BA Twinを導入しております。
この血管撮影装置は、血管内に細い管(カテーテル)を挿入し、造影剤を注入することで、微細な血管病変の診断を可能にします。また、様々なデバイス(ステントやコイル等)を使用した最新の血管内治療にも対応します。
従来の外科的な手術にくらべて患者さんに負担の少ない検査、治療を提供しております。
 患者さんの正面、側面を同時に撮影することができるバイプレーン方式です。血管の走行を立体的に把握できるため、診断、治療の確実性を向上するばかりでなく、検査、治療に要する時間を短縮することができます。また、造影剤の使用量も少なくすみます。患者さんの放射線被ばく低減も十分に考慮したシステムですので、安心して検査・治療を受けていただけます。
また最先端のテクノロジーを使用した3D撮影機能も搭載しています。
 従来、CT装置でしか得ることのできなかった断層画像や3D画像の撮影も可能になり、複雑な血管の走行も短時間で確実に把握できるようになります。その他にも検査、治療に役立つ数多くの機能を搭載しています。

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放射線治療
 放射線治療は腫瘍に放射線をあてて、腫瘍細胞を破壊して消滅、縮小する治療です。
 特に臓器の形態や機能を温存できる点において優れた治療法であり、手術の難しい部位の治療や体力的に手術の難しい高齢者の方にも広く用いられています。
 また、骨転移による痛みや、脳転移による神経症状を和らげるときにも使用します。
 がん治療の3本柱の一つとして手術、化学療法とともに重要な役目を果たしています。

当院の放射線治療の特色
 放射線治療は腫瘍に放射線をあてて、腫瘍細胞を破壊して消滅、縮小する治療ですが、腫瘍の正確な位置に適切な量の放射線を当てる為には、その準備段階である放射線治療計画の精度が重要となります。
 当院では放射線治療計画専用のシミュレーター同室CTを用いて放射線治療計画を行う事で、誤差を極限まで減らす事ができます。2台の高精度リニアックを用いて、1cm以下の小さな腫瘍から大きな腫瘍まで、予防的照射から緩和的治療まで様々な臨床ニーズに対応しています。年間250例、地域がん拠点病院として最新の治療と実績のある治療を行い患者さんに喜ばれる丁寧な放射線治療に励んでおります。

当院の放射線治療の流れ
1.診察(1日:1時間程度)
放射線治療医から、放射線治療の目的、方法、効果、副作用の説明をします。
患者さんが放射線治療を希望された場合、治療の為のスケジュールを決めていきます。
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放射線治療待合室


2.治療計画(1~2日:1時間程度)
全身の力を抜いた楽な上向きで寝ていただきます。その状態で皮膚にマーキングを行い、CT撮影を行います。
治療部位によっては固定具(シェル)を作製してCT撮影します。
(治療スタッフはCT画像を基準として、最適に放射線を当てるプランを作成します。)
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頭部定位照射の治療計画例


3.治療期間(5日~35日:1回あたり20分~60分程度)
全身の力を抜いた楽な上向き(治療計画の体位)を再現し、最適な条件で放射線を照射します。
実際の照射時間は5分で終わります(入室から退室まで約20分から60分程度)。患者さんには痛みなどはありません。
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ノバリスの治療の様子


当院の放射線治療設備

リニアック室1:ONCOR
2種類のX線、6種類の電子線 を使い分ける事で全ての治療部位を高精度に照射できる治療装置です。
当院では比較的広い治療範囲に用いています。
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リニアック室1:ONCOR


リニアック室2:Novalis Tx
 治療範囲が比較的小さい病気を高精度に治療するのに適した装置です。Exactrac、OBI、CBCTという画像位置合わせ装置を装備し、腫瘍の位置を正確に行う手法(IGRT)が可能で、定位放射線治療にも用いています。
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リニアック室2:Novalis Tx


シミュレーター同室CT室
 シミュレーターとCTが一体となった装置です。治療計画に用いるCT画像を撮影する為に用います。体の姿勢や、腫瘍の位置を透視しながら確認し、皮膚マークを付ける事で、理想的な条件で再現性の高い治療計画を行う事ができます。
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シミュレータ同室CT室



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