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婦人科腫瘍に対する治療はコチラから

婦人科腫瘍に対する治療
 当科では子宮や卵巣に発症する種々の腫瘍に対して、患者さんへの負担を最小限にして、効率よく最大限の効果が期待できる治療を実践しています。特に手術に関しては、可能な限り最先端の治療を取り入れて、実践しています。

子宮頸がん
 子宮頸がんはピトパピローマウイルスの持続感染によって発症します。正常組織が異型上皮となり、徐々に初期癌へ進行します。この間は症状が全くありませんので、子宮がん検診を受けていただき、早期に発見することが大切です。CIN3(高度異型上皮〜上皮内癌)の場合、多くは円錐切除により治療し、閉経後の女性以外は子宮は温存します。
 子宮頸がんでは、内診と画像検査で進行期を決定し、治療方針が決まります。一般的に、進行期 Iaの患者さんの場合、円錐切除術により病理組織学的に進行期を決定した上で、子宮全摘術を行います。進行期Ib~II期の患者さんには、術前化学療法で腫瘍を小さくした後に、広汎子宮全摘術を行うことがあります。広汎子宮全摘術後では、根治性を最優先としながらも、膀胱機能温存のためなるべく神経を痛めないような術式を取り入れています。進行期Ib~II期の治療成績は図に示すとおりで、良好な結果が得られています。III〜IV期の患者さんへは化学療法や放射線治療などの集学的治療が必要となります。
 当科では若年の子宮頸がんの患者さんに対し、低侵襲手術を取り入れて、実践しています。進行期Ia1の患者さんには、円錐切除術のみを行い、慎重に再発がないかどうか、管理を行います。
 当科で平成17年〜24年の間にCIS: 162例、AIS: 6例、Ia1期: 72例の治療成績を検討した結果、すべての患者さんは無病生存されています。また子宮を温存したのは、CIS: 126例、Ia1期: 28例で、妊娠希望例46例中、33例 (72%) が無事妊娠出産されました。
 進行期Ia2~Ib1で、挙児希望が強い患者さんに対しては、広汎性子宮頸部切除術を行い、子宮体部を温存し、妊娠できるようにする選択肢があります。すでに無事に出産された方もおられます。
 また、CIN3~Ia1 の患者さんに対して、子宮全摘術を行う場合は、なるべく膣式に子宮を摘出し、患者さんの負担を少なくするようにしています。
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子宮体がん
 子宮体がんは主として子宮内膜にがんができる病気です。基本的な治療方法は手術であり、基本術式は、腹式単純子宮全摘術+両側付属器摘出術(+骨盤内傍大動脈リンパ節郭清術)です。術後に進行期等を決定し、抗がん剤を用いた化学療法の実施を検討します。抗がん剤は、パクリタキセル+カルボプラチンの2剤使用が標準療法です。
 若年の方で、進行期Iaの場合は、子宮内膜掻爬術と高用量黄体ホルモン療法により、子宮を取らずに、温存できる可能性があります。

卵巣がん
 卵巣がんは初期には症状が出にくいため、進行してから見つかることも少なくありません。画像診断などで、卵巣悪性腫瘍が疑われた場合、開腹術を行い、病理組織学的に診断を確定させます。卵巣がんの標準術式は、腹式単純子宮全摘術+両側付属器摘出術+骨盤内傍大動脈リンパ節郭清術+大網切除術です。腹腔内播種(がんがお腹の中に散らばった状態)が強い時は、最大腫瘍減量術などを積極的に行っています。術後に組織型、進行期等を決定し、抗がん剤を用いた化学療法の実施を検討します。抗がん剤は、パクリタキセル+カルボプラチンの2剤使用が標準療法です。近年は進行卵巣がんの患者さんには血管新生を抑制するベバシズマブの併用も行っています。
 当科における卵巣がんの治療成績は、図に示すとおりです。
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良性疾患に対する手術療法
 可能な限り内視鏡下で手術を行っています。腹腔鏡では腹部に1~4か所に小さな穴をあけて手術操作を行います。当科で行っている手術は以下のとおりです。

子宮筋腫:
腹腔鏡下子宮筋腫核出術
腹腔鏡下子宮全摘術
腹腔鏡補助下子宮全摘術
子宮鏡下子宮筋腫核出術

卵巣腫瘍、子宮内膜症:
腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術
腹腔鏡下附属器摘出術
など

異所性妊娠
腹腔鏡下卵管切除術
腹腔鏡下卵管形成術
など

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