H23年入職 藤田 陽

初期研修医 藤田 陽 山口大学 出身 fujita 「研修の所感」 ①当院での研修を選んだ理由 徳山中央病院での研修を決めたのは、6年生の春です。福岡で開催されたレジナビで説明を聞き、見学に行った後の事でした。4-5年の時は、勉強会や情報が多いイメージから東京や大阪、福岡の研修病院を6-7か所見学して回っていました。その中で、研修医数に対する症例数・指導医数が十分な事、救急で1-3次まで受け入れがあるという事が自分の中の条件にしていました。その条件を満たす中で、実際に研修医や担当の方の雰囲気が一番良く、初期研修に力を入れている姿勢を感じ、当院を希望しました。 ②現在の研修生活 徳山中央病院で研修を初めて1年が経とうとしています。この一年間、各科毎に研修生活は大きく異なっていましたが、毎朝8時からの救急カンファレンス、週1回開催される研修医の勉強会、救急症例カンファレンス、月に3-4回の当直は研修生活を通して行われていました。朝の救急カンファレンスは当直帯の症例について、何を考え、どの検査を行い、どう評価し、どのように対応したかについて救急指導医に簡潔にプレゼンし、フィードバックを受ける場で、1年間カンファレンスを通して体験を共有することで、浅く広く症例を体験することができ有意義なものだったと思います。また、週1回の救急症例カンファレンスではより深いフィードバックを行い、プレゼンテーションの練習にもなりました。病棟で感じた疑問については、勉強会で指導医の先生に相談したり、お互いに調べたりすることで解決し、市中病院は業務に追われて忙しいイメージがありましたが、勉強する機会も多く、密度が濃い1年だったと思います。まだまだ、未熟な点が多いですが、少しでも山口県の医療に貢献できればと思っております。 ③後輩へのメッセージ 多くの人が充実した研修がしたいと考え、研修先について迷っている人も多いと思います。実際に、僕も病院見学を終えた後に、雰囲気・条件の良い病院がいくつかあって、選択に迷った経験があります。実際に1年終えてみると、自分の努力次第でもっと良い研修ができただろうと思う部分も多く、最終的には研修の充実度は自分のやる気による部分が大きいと思います。やる気があれば徳山中央病院での研修はとても有意義なものなると思いますので、興味のある方は是非見学に来てください。